2025年の米国人クルーズ旅行者は1900万人と予想、3年連続で過去最多か、供給量も2019年比34%増に

北米で自動車・旅行支援サービスを提供しているアメリカ自動車協会(AAA)は、2025年の米国クルーズ旅行者数は約1900万人になるとの予測を明らかにした。前年比4.5%増となり、3年連続で過去最多を更新すると見込まれている。過去2年間のクルーズ需要の成長率は、ホテル需要の成長率を上回っているという。

クルーズの供給量は2022年に2019年水準の84%まで回復し、2023年は2019年比20%増に急増。2025年は2019年比で34%上回ると予想されている。

AAAによると、2025年の米国のクルーズ旅行者は、72%がカリブ海、6%がアラスカ、5%が地中海でのクルーズに参加。カリブ海では短期クルーズの人気が高まっており、2~5日の旅程の割合は2023年の2%から2025年は18%に拡大しているという。

最も混雑する港はフロリダ州のマイアミ、ポートカナベラル、フォートローダーデール。マイアミでは昨年、ロイヤルカリビアンの大型客船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」(25万総トン、乗客定員数・最大7600名)がデビュー。今年は、ポートカナベラルから「スター・オブ・ザ・シーズ」(25万総トン、乗客定員数・最大7514人)のクルーズが開始される。

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