株式会社電通は、日本における総広告費について、5年ぶりに前年の実績を超えたことを発表。2012年1月~12月の日本の総広告費は5兆8913億円となり、前年比103,2%であったという。総広告費は2008年のリーマンショック以降、減少に転じており、2011年まで4年連続で減少していた。
媒体別には、ロンドンオリンピックの影響で衛星メディア広告が二桁増と好調で、インターネット関連については引き続きマスコミ4媒体をうわまわる堅調さとなった。(媒体別の増加については以下のとおり。)
また、広告を出稿した業種別にみると、「自動車・関連品」が前年比126,9%、「情報・通信」が前年比110,5%など21業種中16業種が前年をうわまわったという。
【媒体別、2012年広告費の伸び】
- テレビ 前年比103,0%
- 新聞広告費 104,2%
- 雑誌広告費 100,4%
- ラジオ広告費 99,9%
- プロモーションメディア広告費 101,4%
- 衛星メディア関連広告費 113,7%
- インターネット広告費 107,7%