ハワイ、8月の日本人訪問者数は1.8%増、円安の影響が顕著

ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)によると、2013年8月の日本人渡航者数は前年比1.8%増の16万1731人となった。ただし、1人1日あたりの消費額は9.7%減の243米ドルに減少。滞在日数が2.5%増の6.51日に増加したものの、総消費額は5.7%減の2億5560万ドルと前年を下回った。

消費額の減少について、HTAでは円安の影響とみており、2013年1月~8月までの1日あたりのショッピングにおける消費額は18.9%減の1人あたり76米ドルまで減少。ホテル費用は5.2%減の105米ドル、エンターテイメントとレクレーション費用は6.58%減の19ドルまで減少しているという。

ハワイへの総訪問者数は2.5%増の74万8775人。主要市場では1~2%程度の微増微減が多いが、オセアニア(28.2%増)、その他アジア(50.1%増)など、その他の市場が16.1%増と2ケタ増で伸びている。また、マーケット別ではMCI(ミーティング、コンベンション、インセンティブ)が19.4%増の2万3200人と好調で、特にインセンティブが85.5%増の9594人と成長している。


みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…