エービーロード、ゴールデンウィーク期間の問合せが減少傾向、ランキング首位はオアフ島

エイビーロード・リサーチ・センター(リクルートライフスタイル内)は 、2014年のゴールデンウィーク(GW)期間(2014年4月26日~5月6日)の「エイビーロード」のユーザーからの旅行会社への海外ツアー問合せ実績、人気の渡航先など旅行動向を発表した。これは、GW期間中のいずれかの日にちが旅行期間に含まれる旅行で、1月1日~3月23日までに発生した問合せを集計したもの。集計によると、2014 年のGW期間の新規問合せ数は、前年比で全国計が88%と前年を下回った(以下図表はエイビーロード・リサーチ・センター資料より)。

主要出発地別では、増便・就航エリア拡大が話題の羽田空港を含む東京発が92%。大阪発が66%、名古屋発は 83%という結果となった。発表された数値は、全国計、各地発ともに前年問合せ実績を100%としたときの2014 年の問合せ実績の割合を表示したもの。東京発は成田発・羽田発の合計、大阪発は関空発・伊丹発の合計。全国計には、東京、大阪、名古屋以外の発地(福岡、札幌など)が含まれている。

また、GW期間の海外ツアーの問合せのエリア別前年比で伸びを見せたのはビーチリゾートと南北アメリカ。それ以外の方面はいずれも減少しており、特にオセアニア、アフリカ・その他、ヨーロッパなど、南北アメリカを除く長距離エリアの減少幅が大きく、ヨーロッパはシェアも5ポイント減となった。

都市別の問合せ旅行先シェアのランキングでは、2014 年のトップはオアフ島。2 位が台北、3 位がソウル。ベスト10 の顔ぶれでは、バンコク、イスタンブールが圏外となり、代わりにホーチミンがランクインした。

 

なお、ツアー日数は全体的に 6 日以内の割合が増加。7 日以上の長期ツアーが減少傾向となり、平均日数では 5.7 日となった。


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