ラトビア政府観光局は2014年度の訪問者数が、前年比14.1%増の210万人、宿泊数が10.1%増の420万泊になったと発表した。2004年度の旅行者数90万人、宿泊数210万泊から、10年間で2倍増加したことになる。
訪問者を国別でみると、イギリスが47.2%増、オーストリアが40%増、ドイツが37.5%増、ベルギーが34.7%増、ウクライナが32.4%増と、欧州諸国の人気が高まっている。また、ベラルーシが27%増、エストニアが14.9%増、リトアニアが10.9%増など、近隣諸国からの旅行者も増えているという。
訪問者数の増加にあわせ、2015年には旧市街が世界遺産に登録されている首都のリガに、ケンピンスキー・ホテルチェーンの「ザ・グランド・ホテル・ケンピンスキー・リガ」(140室)と、アコーの「ザ・プルマン・リガ・センター・ホテル」2軒の5つ星ホテルがオープンする予定。このほか、スパ・センターを擁する「ウェルトン・ヴァルニュ・ホテル」(174室)や、2016年にはヒルトン・グループの「ヒルトン・ガーデン・イン」もオープンする予定だ。