外務省は2015年4月26日、海外安全ホームページ上でネパールへの渡航や滞在予定者、および滞在者に対する注意喚起のスポット情報を発出した。4月25日12時頃(現地時間)にネパール西部で発生した大地震(マグニチュード7.8)を受けたもの。カトマンズ盆地内をはじめ、各地で死傷者が多数発生したほか、建物の倒壊、交通障害も多く、今後の治安も懸念されているという。
また、断続的に余震も続き、本震で弱くなった建物の倒壊などの二次被害など、さらなる被害の可能性もある。以上を踏まえ、ネパールへの渡航・滞在予定者や滞在者に対して、情勢への注意と最新情報の入手を努めるよう呼びかけるとともに、旅行の計画変更や延期などを含めた安全確保を促している。
なお、ネパールには別途、危険情報が発出されているが、今回の地震発生を受けた変更はない。