ICTで「観光」の町づくりへ、観光客の動線分析や災害対策などで自治体とNTTが連携

NTTコミュニケーションズ北海道支店などNTT北海道グループ各社とニセコ町、蘭越町、倶知安町は、NTTのICT技術を活用して町づくりに取り組む「NISEKOまちづくりパートナー協定」を締結した。

それぞれが持つ資源を有効活用して、各町の発展を目指す。特に「観光」「安全・安心／災害対策」「地域活性化、住民サービス向上」を中心に、地域課題の解決に取り組んでいく。

例えば「観光マネジメント」では、ICT活用による観光客の動線分析や消費行動分析の調査などを実施。外国人向け多言語ウェブサイトの設計や、スキー場のコース外滑走を禁止する「ニセコルール」の充実化に向けた設計・構築支援を行なう。

このほか、「地域の安全・安心、災害対策」では、災害情報の効果的な収集と防災情報発信の構築支援や、情報媒体の整理統合、体系化を検討している。

パートナー協定の参加者は以下の通り。

• 蘭越町、ニセコ町、倶知安町、NTTコミュニケーションズ(株)北海道支店、(株)NTTデータ北海道、(株)NTTドコモ北海道支社、NTT都市開発北海道(株)、(株)NTT東日本‐北海道、(株)NTTファシリティーズ北海道