ANAグループは、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、2016年6月1日以降も適用しない方針を決めた。適用期間は7月31日発券分まで。8月1日以降の発券分については、2016年6月を目処に発表予定。
同社では、燃油サーチャージの金額を、2カ月ごとに、燃油市況価格の平均値に基づき見直している。今年2~3月のシンガポール・ケロシン市況価格の2カ月平均は、1バレル当たり44.44米ドル、円貨換算額は5066円となり、「適用なし」の条件である「6000円未満」であったことから、燃油サーチャージは、引き続き適用しない。燃油サーチャージは、今年に入り、4月以降、適用されていない。