日本商工会議所は2016年7月11日から13日まで、「全国商工会議所観光振興大会2016 in 京都」を実施する。観光振興を目的に例年開催されているもので、今年はテーマを「2020年オリンピック・パラリンピック開催に向けた交流文化・観光の創造」に設定。京都商工会議所、京都府商工会議所連合会との共催でおこなう。
会期中初日は、日本商工会議所の観光委員会共同委員長・須田寬氏、京都商工会議所の観光産業特別委員会委員長・田中誠二氏による会見のほか、京都市長の門川大作氏が来賓として参加。
基調講演は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの太下義之氏が「日本文化の再発見~各地から2020年オリンピック・パラリンピックに向けた文化プログラムの提案~」というテーマでおこなう。そのほか、先ごろ決定した「平成28年度全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」の表彰式や、名古屋、長崎、仙台、富山の商工会議所によるパネルディスカッション、九州商工会議所連合会による熊本地震に関する報告セッションなどを開催する。
翌日は、「知恵を活かした地方創生~縦横無尽の白熱トーク~」と題した分科会を開催する予定。以下の5テーマが用意されている。
- ツーリズムが地方を変える~オリパラムーブメントをチャンスに~
- 「消滅可能性都市」脱却に向けた知恵~これからの地域振興のあり方~
- クールジャパンが目指すもの~日本の底力を世界へ~
- 地域のタカラを日本のチカラへ~新たな発想が日本を元気にする~
- 伝統と革新を重ねて~おもてなしの知恵と文化を育む~