成田国際空港はこのほど、2016年の年間運用状況を発表した。それによると、航空旅客数は前年比5%増の3905万3652人となり、3年連続で過去最高を記録した。
そのうち、国際線では外国人旅客数が前年比11%増の1392万866人で3年連続で最高値を更新。日本人旅客数は1330万606人。国際線の外国人旅客数は、初の1300万人超えとなるとともに暦年として初めて国際線で日本人旅客数を上回った。
国内線旅客数も4%増の700万4576人で7年連続で最高を記録。特に韓国、香港、台湾などアジア方面からの訪日旅行者増により、旅客数が順調に拡大している状況だ。
なお、航空機発着回数は前年比5%増の24万3474回、国際線発着回数は6%増の12万2104回。仮陸揚貨物量も11%増の77万97トン。いずれも開港以来の過去最高値となっている。