全日空(ANA)が発表した2017年2月の旅客輸送実績によると、国際線の旅客数は前年比8.1%増の73万9255人となった。有効座席キロ(ASK)は5.0%増、有償旅客キロ(RPK)は11.0%増で、利用率は75.5%となった。
方面別では、ヨーロッパ方面が前年比20.5%増の大幅な伸びで6万4026人に。アジア/オセアニア方面は旅客数7.5%増の52万3969人。北米・ホノルル線は5.6%増の15万1260人。いずれもプラス遷移で好調となっている。
一方、国内線は旅客数が1.2%減の283万213人。ASKは4.2%減、RPKは0.2%減で利用率は65.7%。2016年10月以降、下期の利用率は連続して6割台にとどまっている。