アルメックス、ホテルの新型自動チェックイン機を開発、業法改正と決済の多様化に対応

アルメックスは、ホテル向けの新型チェックイン／アウト機（KIOSK）を開発した。2018年夏から順次発売する。

開発したKIOSKは2タイプ。フィンテックなどで決済の多様化が進む一方、日本では個人消費支出の82％は現金決済という統計結果も踏まえ、現金と非現金の両決済への対応を強化したのが特徴。2018年夏に発売するモデルでは、大容量の紙幣ストック機能を搭載し、2018年秋に発売するモデルでは金銭補充の管理を簡易化する金銭ユニットを搭載した。

このほか決済では、リストバンド型ICチップに対応したicodeリーダーやQRコードリーダーなどにも対応。旅館業法改正にあわせ、宿泊者カードは予約情報を表示し、電子的記帳にも対応する。また、パスポートの写しの保管を行なうパスポートスキャナーを備えたほか、将来的には顔認証技術を活用したチェックインも実現する予定だ。