トリップアドバイザーは、旅行者の投稿評価をもとにランキング化した「世界の人気観光地ランキング2018」で、1位がフランス・パリになったと発表した。日本からは東京が18位。トップ25までで唯一のランクインとなった。
このランキングは、2016年12月~2017年12月の約1年間に、トリップアドバイザーのサイトに投稿された各都市や島の観光・宿泊施設、レストランのクチコミの量や評価内容、予約関心度をもとに、同社が独自に集計したのも。今回は世界各地402の観光地が選出された。
1位となったパリは、セーヌ川の散策やルーブル美術館の鑑賞、おしゃれなブティックでのショッピングなど、多様な魅力の観光スポットが点在し、初訪問の人からリピーターまで引き付けているという。
世界のトップ都市で上位20都市は以下のとおり。
- 1位 フランス・パリ
- 2位 英国・ロンドン
- 3位 イタリア・ローマ
- 4位 インドネシア・バリ島
- 5位 ギリシャ・クレタ島
- 6位 スペイン・バルセロナ
- 7位 チェコ・プラハ
- 8位 モロッコ・マラケシュ
- 9位 トルコ・イスタンブール
- 10位 米国・ニューヨーク市
- 11位 タイ・プーケット
- 12位 ベトナム・ハノイ
- 13位 カンボジア・シュムリアップ
- 14位 ジャマイカ
- 15位 メキシコ・プラヤデルカルメン
- 16位 ポルトガル・リスボン
- 17位 ドバイ
- 18位 日本・東京
- 19位 ネパール・カトマンズ
- 20位 中国・香港
日本のランキングでは、1位は東京23区。今回で5年連続の1位となった。また、石川県・金沢市が9位となり、初のトップ10入りを果たした。
さらにトリップアドバイザーは、世界人気観光地10の平均宿泊単価も発表。トリップアドバイザーが提携する200以上の予約サイトから検索できる宿泊施設の1泊あたりの平均宿泊費を算出したもの。世界とアジア、日本の人気観光地トップ10の都市の平均宿泊費を比較したところ、最高額は日本6位の神奈川県・箱根町の平均4万6300円だった。
日本はこのほか、京都府・京都市が2万6600円、長野県・白馬村が2万5800円で、パリやバルセロナ(双方とも2万4500円)を上回った。
世界とアジア、日本の人気観光地トップ10と平均宿泊単価は、以下の画像のとおり。