2018年のツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤーの表彰式が2018年9月20日、ツーリズムEXPOジャパンの会場で開催された。
同アワードはツアーの安心・安全を管理し、旅の演出家として陰で支える添乗員(TC)に光を当て、栄誉を与えることを目的に創設された。13回目となる今年は、グランプリの国土交通大臣賞、準グランプリの観光庁長官賞をはじめ、11名を表彰。受賞者は、早稲田大学名誉教授・東日本国際大学学長・エジプト考古学者の吉村作治氏が委員長をつとめる選考委員会で7月に決定した。
表彰式では、来賓として観光庁参事官の永井一浩氏が、「この機会に、添乗員に対する国民の理解が深まることを期待する」とあいさつ。最近、日本各地で災害が発生したことにも言及し、被災地域へ行くことが多い添乗員に、正しい情報発信を呼び掛けた。
吉村氏は、講評として「今回の受賞者以外にも素晴らしい人が多く、粒ぞろいだった」と、発表。「審査は1回で終わらず、選びなおすことも多かった」と話した。受賞者は以下の通り。
グランプリ(国土交通大臣賞)
- J&Jヒューマンソリューションズ:村尾まき子氏
準グランプリ(観光庁長官)
- トップ・スタッフ:根岸有希子氏
委員長賞
- J&Jヒューマンソリューションズ:藤城美幸氏
会長賞
- ジャッツ:佐々木笑氏
優秀賞
- ジャッツ:粟屋潤氏
- トップ・スタッフ:丹羽悦子氏
- J&Jヒューマンソリューションズ:齋藤文江氏
奨励賞
- 旅行綜研:遠藤憲一氏
- 読売旅行:佐藤ありか氏
- ANAセールス:工藤俊雄氏
- エイチ・アイ・エス:中田啓司氏