旅行者への情報発信で集客効果をデータ分析、レンタルスマホ「handy」活用で、神田明神納涼祭りを実証実験

ソフトバンクグループでビッグデータ事業を行なうAgoop(アグープ)は、handy Japanと連携し、観光プラットフォームの構築に向けた旅行者の行動解析を開始した。

アグープでは現在、handy Japanのホテル設置型スマホレンタルサービス「handy」に位置情報を取得する独自の技術を実装。旅行者の行動データの収集と解析、見える化に取り組み、旅行者向けに最適な情報発信やプロモーション施策の実施を目指している。

これにあわせ第1弾として、2018年8月10日~12日に開催された「神田明神納涼祭り」について、handyを通して関東圏に宿泊中の旅行者に告知と案内を発信。handyを持って周遊した旅行者の行動を、データで可視化した。これによると、来場者のピークは午後6時台で、訪問者の出発地は港区、千代田区、台東区の順となった。

アグープでは今後もhandy Japanとの連携を強化し、観光分野での位置情報ビッグデータの利活用の推進と観光プラットフォームの構築に努めるとしている。

アグープ:発表資料より

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