Google(グーグル)はこのほど、世界各地の衛星画像、建物や地形の3D画像を表示する「Google Earth」で地球の過去の姿が見られる「タイムラプス」機能に過去2年の画像を追加したと発表した。これにより、1984年から2018年の35年分の画像を見ることができるようになった。モバイルやタブレットにも対応、デザインも一新した。
「Google Earth タイムラプス」は、地球の経年変化を地域や国、世界など様々なズームレベルで探索できるもの。たとえば、沖縄県那覇市では、2020 年に利用開始予定の那覇空港第二滑走路が建設されているのがわかる。
システムの基本は2010年に公開されたGoogle Earth Engine。USGS/NASAランドサットプログラム、ESA センチネルプログラムの 1500 万以上の衛星画像を組み合わせて雲のない画像を提供している。近年は森林の増減可視化など、地球規模の課題に向き合うツールとしても期待されている。