せとうちDMOはデジタルマーケティングによる欧米に向けた広域周遊プロモーションのノウハウを活用し、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」のデジタルマーケティングを開始した。香川県と瀬戸内国際芸術祭実行委員会との連携事業として実施する。
瀬戸内国際芸術祭は近年、ニューヨークタイムズをはじめ様々な海外メディアで取り上げられ、海外での認知が高まっている。今年は3年に1度の開催年であり、4月26日から春の会期がスタートした。海外で認知が上昇している機運を誘客に繋げ、瀬戸内国際芸術祭から瀬戸内地域への周遊増加を目指す。
連携事業では、瀬戸内国際芸術祭のオフィシャルツアーが言語対応している英語圏のアメリカ、イギリス、オーストラリアをターゲットに広告配信を実施。オフィシャルツアーのホームページへの流入を促し、ツアー予約や作品鑑賞パスポートの購入に繋げる分析と効果検証を行なう。また、訪日旅行と瀬戸内国際芸術祭への興味を持つ客層にプロモーションを仕掛けることで、通常の広告配信よりも高い効果を目指す。