日本政府観光局(JNTO)によると、2019年4月の日本人出国者数(推計値)は、前年比22.8%増の166万6500人で、前年同月の135万6679人を30万人以上、上回った。
日本人出国者数の伸び率が2割増となるのは、東日本大震災後の反動で伸びたといわれる2012年5月(24.2%増の143万1204人)以来となる。今年は天皇陛下ご退位ご即位に伴う休日法の施行で、初の10連休となる大型のゴールデンウィークとなり、日本人の海外旅行需要にも好影響となった。
1月からの累計でも10.1%増の658万3400万人となり、2ケタ増となった。
直近の日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。