温泉総選挙事務局であるジャパンデザイン主催で、2018年12月から2019年3月に開催された官民一体型イベント「伊香保温泉ペヤング祭り」期間中の近隣宿泊者数が前年同期109%、約1万7000人増えたことが発表された。
同イベントは同社と群馬県の伊香保温泉、群馬に本社を置く即席ラーメン・スナック麺の製造販売大手のまるか食品が開催したもの。石段入口で巨大ペヤングが出迎えたり恋ペヤング絵馬所を設けたりするなど、伊香保温泉街の各所にペヤングを想起させる仕掛けを設置。多数のメディアが取り上げただけでなく、観光客が撮影しSNSに投稿することでクチコミが広がったとみられる。
渋川市によると、期間中は露天風呂入浴者数も前年同期に比べ約1700人、ペヤングがラッピングされたゴンドラ乗車数は約7300人、市営駐車場利用者数は約6300人増えた。