栃木県の「うつのみや観光」は、同社の旅行および貸し切りバスを申し込んだ旅行者を対象にPCR検査を実施する旅行商品を販売する。これは、宇都宮市のインターパーク倉持呼吸器内科との委託契約で実現するもの。PCR検査を組み込んだ旅行商品とPCR検査をオプションとして付ける商品を提供する。
旅行商品あるいは貸し切りバスの申込者は、自身で専用容器に唾液を採取し、うつのみや観光に持参する。PCR検査代金は1人税別1万5000円(一回)で、事務手数料として1人税別2000円が必要となる。出発前と終了後の2回検査を受けることが可能なオプションも1人税別3万円で提供する。
同社では、「GoToトラベル」キャンペーンなどが展開されているなか、新しい旅のエチケットとしてPCR検査を取り入れることで、感染防止策を強化すると同時に、地域の観光経済を段階的に回復させていくことにもつながるとしている。