ウォルト・ディズニーは、カリフォルニアのディズニーランド・リゾートとフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで計2万8000人を一時解雇する計画があると発表した。そのうち3分の2はアルバイト従業員になるが、残りは正社員や時給制の従業員になる見込み。
両リゾートは、アメリカ国内での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今年3月から休園。フロリダのディズニー・ワールドは7月に再開したが、カリフォルニアのディズニーランド・リゾートは、7月の再開予定をカリフォルニア州からガイドラインが示されていないことから延期しているところ。
ウォルト・ディズニーは、正社員の解雇については退職金を用意するほか、再就職先の斡旋も行うとしているが、両パークの労働組合は経営陣と話し合いを継続していることを明らかにしている。
今回発表されたの解雇計画について、同社はカリフォルニアとフロリダの内訳を公表していない。現在、カリフォルニアでは3万人以上、フロリダでは約7万7000人が働いている。