日本ユニシス、5県の圏域超えた観光マーケティングのDX実証実験、観光客の動態を可視化

日本ユニシスが、中国地方を中心とした自治体、観光協会、DMO、DMC、観光業者などとともに、IoTセンサーによる観光マーケティングのDX実証実験を開始した。自治体、DMOといった垣根を越えてリアルタイムなデータを把握することで、圏域をまたいだ施策をスピーディに評価し意思決定を支援する。

地域内の観光施設に入込客をカウントする人感センサーと、入込客の属性(年代、性別)を推定する属性カメラを設置し、データをクラウド上の地域データ管理基盤にリアルタイム収集。収集したデータを活用し、施設ごとの来場者のトレンド増減や時間帯別・属性別の利用者数、施設間の相関関係を可視化する。

実証実験の期間は4月21日から2022年3月31日。鳥取県、島根県、広島県、岡山県、兵庫県の自治体や観光協会、DMOが参加する。今後は収集したデータを、オープンデータとして地域に流通させることで、観光分野にとどまらないさまざまな領域での活用モデル創出、地域のビジネスエコシステム形成を目指す。

報道資料より

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