東京商工会議所、東京の観光振興で要望書、外食・宿泊などで「ワクチン証明書」の活用から、責任ある観光、スマートツーリズムまで

東京商工会議所は、コロナ禍からの復活に向けた東京の観光振興に関する要望書をまとめた。そのなかで、感染予防の徹底と迅速なワクチン接種による不安払拭を進めるとともに、将来に希望が持てる明確なロードマップを早急に示し、実行していくことが極めて重要と提言した。

この要望書では、会員企業の声を踏まえ、人流の再開を前提として、今後の東京の観光振興を3つの段階に分けて、取り組むべき重点事項を整理している。

フェーズ1では、域内需要回復に向けて重点的に取り組むべき事項として、「ワクチン証明書」などを活用した外食・宿泊・レジャー・交通の積極的な需要回復を促進していくことを盛り込んだ。

また、フェーズ2では、段階的な往来再開に向けて重点的に取り組むべき事項として、新たなモビリティサービスの取り組みを支援してくほか、ブレジャーやワーケーションの推進や新たな環境に適応したMICEの受入環境整備と誘致促進にも触れている。

フェーズ3では、インバウンドの回復に向けて重点的に取り組むべき事項として、地域の持続的発展に向けたレスポンシブルツーリズムU責任ある観光)の推進に加えて、スマートツーリズム(デジタル活用)に対する支援やユニバーサル・ツーリズムの推進も要望した。

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