OYOホテルは、同社が契約する小規模宿泊施設や民泊事業者向けに、新たな登録システム「OYO360」を立ち上げた。電話番号あるいは利用しているSNSのアカウントへのログインで手続きを開始。これまで15日間かかっていたOYOプラットフォームへの登録時間を30分に大幅に短縮する。
掲載する写真の選別はAIが自動的に行い、朝食、Wi-Fiなど施設サービスの登録もチェックを入れるだけで完了できるようにするなど、手続きを簡素化した。
OYOは、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けてる小規模宿泊施設をデジタル技術で支援し、登録を簡素化することで売上増加に貢献していくとしている。
OYOによると、同社プラットフォームに参加した宿泊施設のオンライン販売の割合は、参加以前の10~20%から80%に拡大。また、現在すでに約100社が「OYO360」を通じて登録しているが、そのオンライン販売の割合は95%に大幅に拡大したという。