観光庁が発表した主要旅行業者45グループの旅行取扱状況(速報)によると、2021年10月の総取扱額は前年同月比22.1%減の1570億3462万円だった。2019年同月との比較では72.9%減。
国内旅行は前年同月比25.7%減の1142億2329万円(2019年同月比53.6%減)となり、減少幅は9月の5.2%減よりも拡大した。海外旅行は前年同月比93.5%増(2019年同月比96.1%減)の68億1232万円、外国人旅行は前年同月比82.5%増(前々年同月比95.6%減)の12億6821万円だった。
また、国内旅行の旅行商品ブランド(募集型企画旅行)は取扱人数77万790人(前年同月比60.6%減)で、取扱額は253億3468万円(前年同月比58.6%減)。海外旅行が取扱人数2人で取扱額45万円、外国人旅行が3人で9万2000円。
主要各社・グループの取扱額を新型コロナウイルスの影響がなかった2019年同月比でみると、JTB9社が前々年同月比69.8%減の478億4946万円、エイチ・アイ・エス(HIS)6社が同92.5%減の29億1570万円、KNT-CTホールディングス13社が同71.5%減の131億8134万円、日本旅行が同68.5%減の68億648万円。