日経BPコンサルティングは、「Webブランド調査2021-秋冬」の結果をまとめた。これは、Webサイトのリニューアルの効果や製品への関心、企業の好感度への影響などを明らかにするもの。
それによると、総合ランキングでは前回(春夏編)に続き「楽天市場」がトップ。Webブランド指数(WBI)は、前回113.0ポイントから3.0ポイント増の116.0ポイントとなり、個別の評価指標のうち「行動喚起」のスコアが171.6ポイントと高い評価を得た。
2位は「Yahoo! JAPAN」(109.3ポイント)、3位は「Amazon」(104.3ポイント)となり、トップ3は前回と同じ顔ぶれとなった。交通・観光系では、「ANA」(65.4ポイント)が29位、「Yahoo!トラベル」(65ポイント)が33位、「楽天トラベル」(61.8ポイント)が47位だった。
また、スコアが前回から上昇したサイトのトップは「スターバックスコーヒージャパン」。「じゃらんnet」、「東京メトロ」が続いた。「じゃらんnet」のWBIは前回から13.6ポイント増の65.4ポイントで、総合順位も173位から29位に上昇。「東京メトロ」のWBIは前回から11.8ポイント増の55.7ポイントとなった。
このほか、コーポレートサイトを中心に、企業の理念・パーパスやサステナビリティへの取り組みに関する発信を強化しているサイトが多く見られるなか、個別指標のひとつである「態度変容:企業活動」でトップとなったのは「トヨタ自動車公式サイト」。JR西日本が5位となった。