東京都、高齢者の家庭内感染を防ぐ宿泊施設への支援事業、6泊7日プランで1人1泊5000円割引

東京都は、高齢者を家庭内感染から守ることを目的に、同居家族から一定期間離れた都内宿泊施設での滞在で、対象となる宿泊施設への滞在支援事業を実施する。

対象は、都内在住の65歳以上の高齢者で、同居人がいること(同居人のうち少なくとも1人はこの事業を利用しない人であること)。ただし、利用者の介助などの付き添いが必要な場合、都内在住の人であれば年齢を問わず1人まで利用可能。利用期間は2022年2月21日から3月31日(チェックアウト)まで。

6日間連続して(6泊7日)、都内の対象宿泊施設に滞在する宿泊プランが対象。1人1泊あたり6000円(税込)以上2万円(税込)以下の宿泊プランについて、1人1泊あたり定額5000円の助成額分を割り引く。グループで利用する場合、付き添いを含めて4人まで。

利用できる宿泊施設は292軒。あらかじめ助成額分を割引した金額で対象の宿泊施設が販売を行う。

宿泊中は、食事や日用品の買い物以外では基本的に宿泊施設からの外出を控え、チェックアウトまで毎日1回は検温することが求められる。また、利用日当日までに陰性であることの確認などの「誓約書」を宿泊施設に提出。チェックインでは、本人および同居人の本人確認が必要となる。

この事業実施を受けて、各ホテルも支援プランを発表している。東急リゾーツ&ステイは、東京都内の「東急ステイ青山プレミア」と「東急ステイ目黒・祐天寺」で、6泊7日の素泊りプランを2万2800円(1泊あたり3800円)、グランビスタ ホテル&リゾートは「銀座グランドホテル」と「ホテルインターゲート東京 京橋」で1万8000円(1泊あたり3000円)、ホテルニューオータニは9万円でそれぞれ提供する。

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