両備グループのバスユニット(グループ傘下のバス事業5会社の総称)は、宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクトを開始した。2022年をバス事業存続の正念場と捉え、利用がなければ存続の危機が訪れる公共交通の再起を目指す。2022年2月22日には、公共交通が困窮する現状を訴求し、利用促進を図るプロジェクトラッピングバス「正念場ッス!」の運行を開始した。
同バスが運行するのは、赤字路線エリアが中心。車体には、注意喚起の「黄色」をベースにバスが綱渡りをしている絵を描き、公共交通の「ギリギリ感」「崖っぷち感」を表現した。さらに車内は、CMで放送している、宇宙一面白い公共交通を目指す両備研究所を再現している。
なお、同車両の運行予定は非公開。車両公開をするイベント時には専用ウェブサイトやSNSで情報を発信する。