スノーピーク、食品事業に参入、新会社設立で、地域の食文化を発信

アウトドアメーカーのスノーピークは、新潟県三条市中心に飲食店を展開するGreatCompany社と共同で、食品の開発や販売を手がける「Snow Peak Local Foods(スノーピーク ローカルフーズ)」を設立する。設立は2022年3月8日付の予定。同社は食に関連した事業として、すでにレストランやカフェを運営しており、新会社では新潟をはじめとした地域の食文化を発信するプラットフォーム事業を推進する。

第1弾として、雪国・新潟に受け継がれる天然冷蔵庫“雪室”にスポットを当て、雪室で熟成した小麦を用いた製品を開発する。3カ月間熟成させた小麦粉と、新潟県産コシヒカリの米粉を用いたパンなどを販売する予定だ。商品は4月に開業する複合型リゾート「FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS(フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ)」やオンラインで販売する。

新会社の資本金は7500万円。持ち株比率はスノーピークが66.7%、GreatCompany社が33.3%。代表取締役CEOはスノーピーク社長の山井梨沙氏、代表取締役社長はグレートカンパニー代表の関義実氏が就任する。

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