ふるさと納税で5自治体が連携、観光需要の喚起へ返礼品を共同開発、「中部日本横断自動車道」の利用促進へ

ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク社は、中部エリアの太平洋と日本海をつなぐ「中部日本横断自動車道(通称)」の整備および利用促進に向けて、新潟県上越市、長野県佐久市、山梨県北杜市、山梨県南アルプス市、静岡県静岡市の5自治体とふるさと納税制度を活用する官民連携協定を締結した。

今回の協定に基づいて、ふるさとチョイスでは、中部日本横断自動車道の沿線自治体の観光需要を喚起する目的で各自治体の魅力を発信する特集ページを公開する。また、協定締結を記念して、5自治体の特産である果物を使用した「ジャムの詰め合わせ」を新たに開発し、山梨県北杜市の返礼品として限定提供する。

5自治体は、現在未開通となっている長坂JCTから八千穂高原IC区間の整備促進および開通済み区間の利用促進を目指しているところ。

今後の取り組みとして、トラストバンクの知見を活かした新たな地域活性化策を6者間で検討するほか、地域の可能性を発掘する調査・分析を行う「トラストバンク地域創生ラボ」が主体となり広域連携の在り方に関する調査も実施する。

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