世界の定時運航率2023、トップはアビアンカ航空、アジア地域ではANAとJALがツートップに

航空データ分析のシリウムは、2023年の定時運航率を発表した。それによると、世界で最も定時運航率が高かった航空会社は、コロンビアのアビアンカ航空で85.73%。ブラジルのアズール航空(85.51%)、カタール航空(85.11%)、デルタ航空(84.72%)、イベリア航空(84.38%)が続いた。

北米地域のトップはデルタ航空。同航空はシリウム・プラチナ賞も3年連続で受賞した。この賞は、複雑な路線網の中で、乗客への影響を最小限に抑えながら、定時運航を進めた航空会社を表彰するもの。

アジア太平洋地域のトップはANAで82.75%。JALは82.58%で2位となった。このほか、LCC分野では、ジェットスター・ジャパンが84.60%で4位に入った。

シリウムの「定時運航」は、到着ではゲート到着予定時刻の15分以内の到着、出発では定時出発時刻から15分以内の出発と定義されている。データソースは、航空会社のほか、空港、GDS (Global Distribution System)、ADS-Bの位置データ、航空局、航空管制サービスプロバイダー、独自のデータ・パートナーシップ、インターネットが含まれている。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…