グーグルは、Googleマップと検索で、より環境に優しい代替交通手段を探せる新しい機能を追加した。
Googleマップでは、移動時間が同じ程度で実用的である場合、車のルートの横に代替手段として公共交通機関や徒歩を表示する機能を追加。今後、数週間以内にアムステルダム、バルセロナ、ロンドン、モントリオール、パリ、ローマ、シドニーなど世界15以上の都市で利用可能となる(現時点では、日本の都市での利用開始予定は発表されていない)。
また、検索では長距離鉄道路線の検索機能を拡張。例えば、「ボストンからフィラデルフィアへの列車」などを検索すると、結果ページにスケジュールとチケットの価格が表示され、予約リンクも表示される。この機能は現在、日本を含む38カ国の鉄道と、同じく日本を含む15カ国の長距離バスで利用が可能。
さらに、昨年から検索で航空フライトを探す場合に鉄道ルートを提案する機能も提供を始めたが、 今後数か月以内に、Googleフライトでも鉄道ルートの候補が表示されるようになる。
このほか、Googleフライトでは、ほぼすべてのフライトで推定排出量を検索結果で確認し、排出量の少ないオプションでフィルタリングすることが可能になっている。