米国の猛暑警報で旅先変更する人が続出、我慢できる気温、ビーチやウォーターアクティビティが人気に

写真:ロイター通信

全米各地で猛暑警報が発令されているなか、2024年7月4日の独立記念日の旅行計画を見直す動きが出ている。ブッキング・ドットコム(Booking.com)は、ロイター通信の取材に対して、海岸線やウォーターアクティビティが楽しめる旅先が人気を集めており、米国人の3分の1がウォーターアクティビティを中心としたバケーションを探していることを明らかにした。

猛暑警報は6月22日の段階で、米国全土で1億人以上が対象になっている。東海岸の都市では記録的な気温になっており、その熱波は西海岸にも広がりつつある。

ブッキング・ドットコムのデータによると、米国人旅行者の64%が、現地の気温が上昇していることから、耐えられる気温の旅先を検討。7月3日から7月7日の期間、フロリダ州パナマ シティ ビーチの検索数は前年比32%増。サウスカロライナ州マートルビーチの検索数は30%増加しているという。

一方、米国の航空会社は、今夏の旅行需要は急増すると予測。ユナイテッド航空は、7月4日の週末に乗客数は過去最多になり、この期間中に1日平均52万人が搭乗すると見込んでいる。

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳·編集しました。

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