奈良市観光協会、オーバーツーリズム抑制と回遊促進で特別バスを運行、薬師寺・唐招提寺で謎解きゲームも

奈良市観光協会は、奈良公園周辺のオーバーツーリズム抑制と回遊促進を目的に2コースで特別バスを運行するほか、謎解きゲームを実施する。

まず、「若草山登頂バス」は、若草山登頂バスは奈良市街地を一望できる人気スポット「若草山山頂」まで運行。通常は麓から徒歩で登頂(約40分)するか、有料道路を利用して車で登るしかないが、特別バスの運行によってアクセスが大幅に改善される。運行期間は2024年8月3日~12月29日の土日祝日。

また、「奈良西ノ京周遊バス」では、薬師寺・唐招提寺が位置する奈良市西部の西ノ京地区と平城宮跡を周遊する特別バスを運行。JR奈良駅からのアクセスが大幅に向上し、世界遺産を構成する8資産のうち、3資産(薬師寺、唐招提寺、平城宮跡)への来訪者が増加すると見込まれている。運行期間は2024年8月3日~12月29日の土日祝日。

さらに、謎解きゲーム「西ノ京に眠る謎」を実施。薬師寺・唐招提寺を舞台として、奈良公園周辺からの観光客の誘引と市内滞在時間の延長を目指す。販売期間は2024年8月1日~12月28日。

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