茨城県・大洗観光協会、情報サイトでタビナカ体験の予約・決済を可能に、地域内で利益循環のモデルも

茨城県の大洗観光協会はこのほど、NECソリューションイノベータと共同で、スマホひとつで観光情報収集・予約・決済をサイト内で完結するシステムを開発した。デジタル化で大洗町の観光振興を図る。

「NECガイド予約支援サービス」をベースに、大洗町の観光情報の収集から予約・決済まで完結できるオンライン予約システムを大洗観光協会サイトに搭載した。同サイトは、大洗町のアクティビティや飲食店、宿泊施設などの情報を多数掲載しており、閲覧から予約・決済までシームレスにつなぐことで、大洗町を訪れる観光客がひとつのサイト内で観光情報を収集し、予約から決済までスマホひとつでおこなうことができるようにした、

また、提携事業者が負担するシステムの利用手数料の一部(送客手数料)を大洗観光協会の収益とすることで、地域内で利益を循環させるビジネスモデルを構築。購入額の一部を大洗観光協会を通じて町内事業者の販売促進に活用するなど地域の観光振興に還元する。

現在の掲載数は25事業者、50サービス以上。新たにアクアワールド茨城県大洗水族館とも提携し、予約システムで混雑時に優先入場できるチケットを購入できるようにした。

報道資料より

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