日本政府観光局(JNTO)によると、2013年1月の日本人出国者数は前年比2.5%増の136万4000人となった(推計値)。日本人出国者数は、昨年の竹島・尖閣問題による国際情勢の影響で9月以降は前年割れの推移となっていたが、4カ月ぶりに前年を上回った。
一方、訪日外客数は2.4%減の66万8700人。12年2月以来、10カ月ぶりに前年を下回った。中国が47.6%減、香港が35.6%減となっており、JNTOでは中華圏の旧正月休暇の時期が昨年の変動によるものと説明。昨年は1月21日から24日が旧正月休暇だったが、今年は2月9日から11日となっている。一方、タイが33.0%増、インドネシアが30.3%増、ベトナムが38.1%増と東南アジア方面は好調で1月の過去最高を記録。また、スキー需要の拡大で、オーストラリアが42.6%増の3万1700人となり、単月の最高記録を更新した。
JNTOによると、2013年1月の日本人出国者数は前年比2.5%増の136.4万人(推計値)となり、5カ月ぶりに前年を上回った。訪日外客数は2.4%減の66.8万人で、中華圏の旧正月時期のずれによる反動と説明