日本旅行業協会(JATA)が、会員48社の営業、企画、カウンター等担当者212名に実施した2013年夏休み国内旅行の調査で、人気の旅行先1位は東京、2位は北海道、3位は沖縄の順となった。(ランキングは下記に掲載)。
大手ホールセーラー6社の夏の販売動向では、国内旅行全体の予約状況は7月が10.7%増、8月が10.5%増、9月が11.9%増で、いずれも2ケタ増と好調に推移。特に東京は昨年オープンした東京スカイツリー、30周年の東京ディズニーリゾートが人気であるほか、歌舞伎座や浅草ハレテラス、東京駅舎など新施設がオープンしており、人気が高いという。
また、予約の多いツアーの傾向としては、「サンライズ」「カシオペア」「北斗星」などの寝台列車利用のツアーが好調。また遷宮効果の伊勢志摩や出雲のほか、世界遺産登録で富士登山や富士山周辺の山梨・伊豆箱根の旅行が増加している。
【2013年夏休み国内旅行人気ランキング・トップ5】
- 東京:東京スカイツリー人気、東京ディズニーリゾート30 周年が人気
- 北海道:ファミリー向け商品が好調
- 沖縄:北海道と同様ファミリー向け商品が好調
- 中部:伊勢神宮の20 年に一度の遷宮のため伊勢志摩が好調
- 山陰:出雲大社の遷宮、パワースポットなど特に女性に人気