アメリカン航空、TAM航空とコードシェア提携、ブラジル路線強化へ

アメリカン航空(AA)は、新たにサンパウロを拠点とするTAM航空(JJ)との間でコードシェア提携を結び、AAのブラジル路線を拡大するとともに、LATAM航空グループとの関係強化を図る。これにより、今後AAの利用者は、JJが運航するリオデジャネイロおよびサンパウロからフォルタレザ、ナタール、ビトリアなどブラジル国内の8都市を結ぶ便にも搭乗可能。また、JJの利用者はAAが運航するマイアミ、ニューヨーク、オーランド(フロリダ州)からアトランタ、ロサンゼルス、ワシントンDCなど米国25都市を結ぶ便を利用することができるようになる。

今回の提携により、AAではマイアミ発クリティバ(CWB)行きおよびポルトアレグレ(POA)行き(認可申請中)、ロサンゼルス発サンパウロ(GRU)行きというブラジル路線の新規就航も予定しており、すでに予約受付も開始している。マイアミ/クリティバ、マイアミ/ポルトアレグレ便は11月21日から、ロサンゼルス/サンパウロ便は12月16日から運航を開始する予定だ。これらの新路線が加わることで、ブラジル国内におけるAAの就航都市は9カ所となる。

なお、LATAMエアライン・グループ傘下のJJは、2014年にワンワールドへの移行を予定している。LATAMは現在、グループ全体で27カ国144都市へ毎日約1,500便を運航している。



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