外務省、トルコ南東部とイスタンブール、アンカラで発生のデモに伴い注意喚起

外務省は、2014年10月9日付けで、トルコ南東部とイスタンブール、アンカラなどで発生しているデモに伴い注意喚起を出した。これは、渡航・滞在する人が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報で、個人渡航や旅行会社の主催旅行の禁止や退避を命令するものではない。

現在、トルコの隣国シリアでは勢力拡大中のイスラム国(IS)がシリア北部のクルド人居住地区に迫っている情勢にあることから、トルコ国内のクルド人が政府に対し派兵などの支援を求めて、同国南東部で激しい抗議活動を行っている。そのデモはイスタンブールやアンカラなどの大都市にも広がっており、トルコ国内では多数の死傷者が発生している。

また、今回のデモを受けて、南東部ディヤルバクル、マルディン、ワン、バトマン、シールトの各県では外出禁止命令が発令。同地域へ向かう交通機関も乱れが生じているという。

こうしたことから、外務省はトルコへ渡航・滞在を予定されている邦人や既に滞在中の邦人に対して最新情報の入手や安全対策に留意するように呼びかけている。

詳細は外務省安全ホームページを参照。

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