スカイスキャナーが発表した日本人の検索データによる調査で、2014年年末年始の予定渡航先の上位5位は、国・地域別および都市別ともに2012年とほぼ変わらず、タイや台湾、シンガポールなど、近・中距離方面が占めた。都市別ではバンコク、台北、香港、ソウル、シンガポールとアジアが席巻。国・地域別でも、3位にアメリカが入ったほかは、タイ、台湾、中国とアジアが入っており、長距離方面は3位のアメリカのみだった。
ただし、上位30位以内で見れば、国・地域別ではフランスやメキシコなど10か所、都市別ではロンドン、バルセロナなど8都市が入り、2012年よりも増えている。
また、ランキングでは日本が国・地域別で2位となり、ランクアップ。都市別では12位に札幌(2012年時は19位)が大きく伸び、13位東京、21位沖縄、22位大阪も30位以内になるなど、日本国内の旅行も人気が高かった。
スカイスキャナーでは今回の調査結果から、円安の現在でも今年の年末年始の9連休を海外や国内の遠い都市で過ごそうとする日本人が多い、としている。
【2012年と2014年の年末年始の予定旅行先比較 国・地域別】
【2012年と2014年の年末年始の予定旅行先比較 都市別】