ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ市長は、ロサンゼルス市への訪問者数、およびロサンゼルス国際空港(LAX)の利用者数が4年連続で対前年の記録を塗り変えたと発表した。2014年は前年より120万人増の4340万人がロサンゼルスを訪問。LAXの利用者数は7070万人(対前年約6%増)の推計値で、史上最高となった。なお、日本人の旅行者数は31万人で、前年の6.5%増となっている。
海外からの旅行者数は650 万人で、同市長はこの記録的な数を、「ハリウッドやダウンタウンなどが文化的な街であり、ホットなダイニングの街として進化し続けていることが旅行者に支持されている」と分析。また、LAXが数十億ドルを投じて行っているモダニゼーション・プログラムによって、国際線、国内線ターミナルがリノベーションされていることも旅行者の増加に繋がっていると話している。特にトム・ブラッドレー国際線ターミナルのリニューアルオープンが、2014 年の新規航空会社の就航につながり、また既存の国際線の増便にもつながった。
トム・ブラッドレー国際線ターミナルには、このほど新しく4つのボーディング・ゲートがオープンし、新ゲートは12 ゲートに。グレート・ホールにオープンした最新のショップとレストランでは、世界中の旅行者が出発前のひとときを楽しんでおり、2015年中にさらに17軒のレストランやショップが建設される予定となっている。