日本政府観光局(JNTO)が2015年8月19日に発表した「2015年度 通訳案内士試験」出願状況で、出願者数は過去最高の1万2168名(前年比51.4%増)となることがわかった。
言語別では英語の出願者数が最も多く、前年比59.4%増の9451名。次いで中国語の1414名(同35.8%増)、韓国語の376名(同13.3%増)となった。また、伸び率ではタイ語が前年比41.5%と大きく増加した。
言語別の出願状況は以下のとおり。
JNTOでは、通訳案内士試験の周知強化を行うと同時に、昨年から科目に応じた免除申請制度を導入。たとえば英語では、TOEICで840点以上を獲得した人などには、筆記試験を免除するといった取り組みも実施した。これにより、全体の出願者数の底上げにつながったという。
なお、同試験は2015年8月20日の一次試験(筆記試験)から開始される。合格発表は2016年2月1日となる予定。
関連記事: