産業観光まちづくり大賞2015、金賞は愛知・知多半島観光園協議会に ―日本観光振興協会

日本観光振興協会はこのほど「第9回 産業観光まちづくり大賞」の受賞者を決定した。金賞には愛知県の知多半島観光園協議会(愛知県)が選定された。

※写真は金賞を受賞した知多半島の観光資源・半田赤レンガ建物(明治のビール工場跡地

このイベントは、全国の地方自治体や観光協会のほか、商工会議所、商店街、企業などを対象に毎年実施するもの。

観光による地域振興の手法として関心が高まっている「産業観光(産業遺産や、現在稼働している工場・工房などを活用した観光)」に着目したアワードで、「顧客価値」「対象資源」「編集視点」「国際性」「連携」などの点で評価されるほか、誘客力と商品力を重視する観光庁長官賞、事業性と産業創造の観点を重視する経済産業大臣賞も選定される。

今年金賞に輝いた知多半島観光園協議会(愛知県)は、半島の気候と地の利を生かした塩づくりや窯業、醸造業、紡績業、運輸、エネルギーなど、様々な産業を通じた「ものづくり半島」となっている点が高く評価されたほか、2015年に半田市の赤レンガ建物が修復を完了、ミツカンミュージアムがリニューアルオープンした点なども認められた。

今年度の受賞結果は以下のとおり。

第9回 産業観光まちづくり大賞

  • 金賞:知多半島観光圏協議会(愛知県)
  • 銀賞:北海道鉄道観光資源研究会(北海道)
  • 経済産業大臣賞:新居浜市(愛媛県)
  • 観光庁長官賞:三条市(新潟県)
  • 奨励賞:生野まちづくり工房井筒屋運営委員会(兵庫県)

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…