中国・四川省にて2015年9月21日から23日まで、「第4回 グローバル・トラベル Eコマース・カンファレンス(GTEC)」が開催された。インターネットと旅行業界の両分野に着目して開催されるイベント。2015年は中国・成都市人民政府と四川省観光局共催のもと、「Simplicity Powering Internet+(簡単さがインターネット+を動かす)」をテーマに掲げて行われた。
※写真は中国江堰市で開催された「第4回GTEC」の様子
期間中は、グーグルやフェイスブックのほか、フォーカスライト、アゴダ、トラベルズー、百度(バイドゥ)、シートリップをはじめとした大手インターネット企業や旅行サイトより70社以上が参加。ほかにも日本やアメリカ、アイルランド、ドイツ、スイス、インドなどからインターネット関連事業者のトップなど約400名が来場した。
基調講演は、フェイスブックのアジア太平洋地区マーケティングサイエンス担当プリンシパルのリャオ・ミン博士、途牛(Tuniu)のユー・ドゥンデ最高経営責任者(CEO)、四川省観光局ハオ・カンリー局長らが「ソーシャルメディアやビッグデータ・マーケティングで勝利を収める方法」、「オンライン・トラベルと"インターネット+ツーリズム"または"ツーリズム+インターネット"を革新する方法」といった演題で実施。
日本からはベンチャーリパブリックCEO柴田啓氏がゲストとして講演をおこなったほか、中国グーグル、クオニイ・トラベル、トリバゴ、アゴダなど、世界の大手有名企業や旅行代理店代表、観光当局代表が登壇。それぞれ異なるテーマでスピーチをした。