フランス産業見本市連盟(UNIMEV)は2015年11月16日付で、パリ同時多発テロ事件(11月13日発生)後の動向について、声明を発表した。事件に対する深い悲しみと、犠牲者の家族・友人に対する支援や連帯の意を示すと同時に、見本市を含むほぼすべてのイベントが予定通り開催・継続されることを発表した。
UNIMEVではイベント業界において、警備や参加者の安全確保は常に重要なテーマであると改めて強調。今回の事件を受け、見本市や展示会、会議、イベントなどの出展者、来場者、はもちろん、記者や協力企業など参加者すべての身の安全確保に向け、さらなるセキュリティ強化に尽力することを決定した。
また、人との出会いや社会的・経済的・文化的なつながりを促進し、フランスの存在を発信できるイベント産業に従事できることを誇りであるとし、各イベントが情報交換や共有、出会いの場として重要な役割を果たすことも強調。各イベントが運営され続けることは必要不可欠であるとの認識も示した。