モバイルリサーチを展開するネットエイジアが実施した「ビジネスウーマンのポイント活用に関する調査2016」によると、航空系マイレージを使った特典航空券の予約しやすさはJAL(56.5%)がトップとなり、ANA(52.7%)を抑える結果となった。
「特典航空券が取りやすい(予約しやすい)マイレージサービス」を前年と比較すると、JALマイレージバンクがは12.6ポイント上昇。一方、ANAマイレージクラブでは10.8ポイント増といずれも満足度が大きく向上していることがわかる。両サービスに関する前年からの推移比較は以下のとおり。
また、ポイントをためやすいと思うポイントサービスをみると、1位は「Tポイント」(74.5%)、2位「楽天スーパーポイント」(71.9%)、3位「WAONポイント」(60.8%)。航空系では「JALマイレージバンク」が8位、「ANAマイレージクラブ」が10位にランクされた。
ポイントを蓄積しやすいサービスの上位10は以下の通り。
なお、ビジネスウーマンが蓄積したポイントの利用方法として経験したことがあるのは、1位が「支払いに使う」(70.4%)、次いで「キャッシュバック」(26.8%)、「ポイントプログラム内のグッズ・商品との交換」(25.1%)と続き、「特典航空券(無料航空券)との交換」は4.6%にとどまった。その反面、「やってみたい利用方法」では、「キャッシュバック」(54.5%)、「特典航空券との交換」(26.2%)。キャッシュバックの利用や特典航空券との交換は、特に潜在需要が多い様子がうかがえる結果となった。
この調査は、同社モニター会員のうち20歳から39歳までの女性有職者(アルバイト、パートを除く)2000名を対象に実施したもの。調査期間は2015年12月21日から25日まで。