マレーシア拠点のYTLホテルズはこのほど、独立系・小規模高級ホテルブランドを運営する「スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)」との提携強化を実施した。YTLホテルズが所有する北海道「カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス」とフランス・プロバンスの「ミューズ・サントロペ」の2軒が新たにSLHブランドに加盟することとなった。
「カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス」は、良質のパウダースノーで有名なオールシーズン型スキーリゾート。3ベッドルームを完備した8戸から構成されるタウンハウスで、日本の伝統建築を採用するとともに、プライベートコンシェルジュサービスも利用できるなど、現代的な機能を提供しているのが特徴だ。
フランス「ミューズ・サントロペ」はリヴィエラ海岸に位置する高級リゾート。エコガーデンや14戸のスイートから構成されるほか、レクリエーション施設やレストランなどが充実。送迎やスパトリートメントなどきめ細かなサービスが特徴となっている。
YTLホテルズは、ニセコで新ブランド「KASARA(カサラ)」を立ち上げた2014年12月に以降、タウンハウスと複合施設「ザ・ビレッジ」ととともに運営。長期計画として、海外投資家向けのリゾートマンションの開発も発表しているとされる。一方のSLHには、これまで世界80か国・520軒以上施設が加盟。同社では今後も「インディペンデントリー・マインド」をテーマとする優雅で魅力的な滞在先を提供していきたいとしている。
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