成田国際空港が発表した夏季国際線旅客推計(2016年8月10日~8月21日)によると、期間中の旅客数は前年比10.0%増の109万5500人となり、前年(対象期間:2015年8月5日~16日)を大きく上回る見込み。内訳は、出国旅客数は9.2%増の56万9700人、入国旅客数が10.8%増の52万5800人。
ピーク日は、出国が8月11日(5万5500人)、8月13日(5万人)、8月10日(5万2000人)の順。お盆期間の週末にあわせて出国する人が多い。入国は8月15日(4万7700人)、8月21日(4万6600人)、8月16日(4万6100人)の順となった。
傾向としては、ハワイ、グアムなどのリゾート路線や台湾などの近距離路線が人気。旅客数(出入国合計)をターミナルビル別にみると、第1ターミナルビルが5.2%増の58万1100人、第2ターミナルビルが12.9%増の44万3700人、第3ターミナルビルが40.3%増の7万700人で、LCCの路線増加に伴い、利用者も増加している。