外務省は海外安全ホームページで、8月17日のインドネシアの独立記念日の前後期間について、同国への渡航・滞在予定者に警戒を怠らないように呼びかけるスポット情報を発信した。
海外安全ホームページによると、インドネシアでは8月17日の独立記念日は祝日として、国内各地で祝賀集会やイベントが開催される。インドネシア国家警察は独立記念日を契機としたテロの可能性があるとし、国内の複数の地域の警備を強化することを発表した。昨年の独立記念日前には、中部ジャワ州ソロの協会や仏教施設でのテロを計画していた数人が逮捕されたという。
このほかインドネシアでは今年に入っても、1月にジャカルタ中心部サリナ・デパート付近での爆弾テロなども発生しているほか、世界各地では様々な記念日やイベント開催時にあわせてソフトターゲットを標的にしたテロ事件が発生している。こうした状況から海外安全ホームページではインドネシアの渡航・滞在者に対し、十分な安全対策と特別な注意を払うことを促している。
海外安全ホームページ・インドネシア:独立記念日に際しての警戒強化