ジェイアール東日本企画は2016年10月1日から、Suicaなど交通系ICカードに対応する業務用交通費精算サービス「transit manager(トランジット・マネージャー)」を提供開始する。交通系ICカードの利用実績をもとに、精算申請対象のデータを集計するもの。同社に加え、JR東日本メカトロニクス、ソフトバンク、ビーマップ社の連携により実現した。
企業内に設置した端末やPaSoRi(ソニー社製非接触ICカードリーダー/ライター)、NFC対応スマートフォンなどにカードをかざすと、データをクラウド上で管理できるようになる仕組み。業務用の経費と私用経費を区別して交通費申請データを集計することが可能で、申請データは印刷したりファイル出力ができる。
対象となる交通系ICカードは、Suica、ICOCAなど全国相互利用の10種類と仙台エリアで利用可能な「icsca」。モバイルSuicaにも対応する。APIを介して企業内業務システムとの連携がおこなえる「プロフェッショナルプラン」と、申し込み後すぐに利用できる「スタンダードプラン」が用意されている。
スマートフォンでの利用イメージは以下のとおり。